緊急避妊薬(アフターピル)に関するよくある質問
Q. 緊急避妊薬とは何ですか?
緊急避妊薬(アフターピル)とは、避妊に失敗した場合や避妊できなかった性交後に、妊娠を防ぐために服用するホルモン薬です。排卵を抑制したり、受精や着床を防ぐ作用があります。
Q. いつまでに服用すれば効果がありますか?
性交後72時間以内(3日以内)に服用することで、高い避妊効果が期待できます。特に24時間以内の服用が最も効果的とされています。時間が経つほど効果は低下します。
Q. 副作用はありますか?
主な副作用としては、吐き気、頭痛、眠気、不正出血、腹痛などが挙げられますが、多くは一時的なもので重篤な副作用は稀です。服用後に体調がすぐれない場合は、医療機関に相談してください。
Q. 生理周期に影響はありますか?
服用後、生理が早まったり遅れたりすることがあります。また、出血の量や期間が通常と異なることもありますが、数周期以内に元に戻るのが一般的です。
Q. どこで入手できますか?
緊急避妊薬は、医師の診察を経て処方される医療用医薬品です。オンライン診療や一部の婦人科・美容クリニックなどでも即日処方が可能です。当院では、LINE予約・当日受け取り・土日祝も対応しています。
Q. 通常の避妊薬として使えますか?
いいえ。緊急避妊薬はあくまで緊急時の手段であり、定期的な避妊には向いていません。繰り返し服用することで副作用のリスクが高まり、月経不順やホルモンバランスの乱れを招く可能性があります。
Q. 未成年でも処方してもらえますか?
医療機関の方針によりますが、保護者の同意がなくても処方可能なケースも多いです。当院では本人の意思と状況に応じて丁寧に対応しています。
Q. 性交から72時間を過ぎてしまいました。どうすればいいですか?
120時間(5日)以内に使用できる緊急避妊薬「エラ(ulipristal acetate)」もありますが、日本では未承認です。72時間を過ぎた場合は、できるだけ早くエラ取り扱いのクリニックにご相談ください。
Q. 緊急避妊薬を飲んだ後も妊娠することはありますか?
あります。100%の避妊を保証するものではありません。正しく服用しても、数%の妊娠例が報告されています。そのため、継続的な避妊方法(低用量ピルや避妊具)の併用が望ましいです。
Q. 妊娠していないかどうかの確認はいつ行えばいいですか?
緊急避妊薬服用後、3週間後を目安に市販の妊娠検査薬で判定するのが推奨されています。生理が予定より1週間以上遅れた場合も、すぐに検査してください。
Q. この機会に低用量ピルを始めたいのですが、いつから服用できますか?
緊急避妊薬服用後の生理が来たら、次の月経初日から低用量ピルを開始できます。すぐに開始したい場合は、医師の指導のもとで月経周期に合わせてスタートする方法もあります。
Q. 飲んでから2時間以内に吐いてしまいました。どうすればいいですか?
2時間以内に嘔吐した場合は、薬が吸収されていない可能性があるため再服用が必要です。必ず医療機関にご連絡のうえ、再処方を受けてください。
Q. 不正出血が出ることはありますか?
はい。緊急避妊薬の副作用として、生理とは異なる時期に出血が起こることがあります(不正出血)。一時的なもので問題ないことが多いですが、長引く・量が多い場合は医師へご相談ください。
Q. 将来、妊娠しづらくなることはありますか?
いいえ。緊急避妊薬は将来の妊娠に影響しないとされています。一時的にホルモンバランスが崩れることはありますが、数周期で回復し、長期的な不妊の原因にはなりません。
Q. 費用はいくらですか?
当院では、緊急避妊薬(レボノルゲストレル錠1.5mg「F」)を税込8,800円でご提供しています。初診料・再診料はLINE登録で無料です。費用はクリニックによって大きく異なるため、事前にご確認ください。
Q. 他の薬との飲み合わせは大丈夫ですか?
一部の薬(抗てんかん薬・抗結核薬・抗HIV薬・セントジョーンズワートなど)と併用すると、緊急避妊薬の効果が弱まる可能性があります。現在服用中の薬がある方は、必ず医師にお伝えください。
Q. 処方時のプライバシーは守られますか?
はい。当院では、完全予約制・個室対応でご案内しており、他の患者様と顔を合わせることなく受け取り可能です。また、LINEによる事前相談・郵送対応にも対応しており、プライバシー保護に最大限配慮しております。