ナジフロキサシンローション1本は、脱毛後の毛嚢炎に使用ができるお薬です。
ナジフロキサシンローションとは
ナジフロキサシンローションは、ニューキノロン系に分類される外用抗菌薬で、表皮ブドウ球菌やアクネ菌などに対して広範な抗菌効果を持ち、ニキビや各種皮膚感染症の治療に使用されるローション剤です。肌なじみが良く、赤み・腫れを抑えます。
主な適応(効能・効果)
- 尋常性ざ瘡(ニキビ)・炎症性皮疹
- 毛嚢炎(脱毛後に発生することがある毛包炎を含む)
- とびひ・おできなどの皮膚表在感染症
脱毛後の毛嚢炎への使用
- 医療レーザー脱毛などによって発生する毛嚢炎に対し、症状が出た場合に外用薬として使用される。
- 毛嚢炎が頻繁に起こる場合は、脱毛直後の予防として塗布されることもある。
使用方法(用法・用量)
- 清潔な患部に1日1~2回、適量を塗布。
- 症状に応じ、塗布頻度や範囲を調整。
- 改善が見られたら、使用を減らし中止を検討。
副作用
- 一般的には軽度で、使用部位における刺激感、乾燥、赤み、かゆみなどが報告される。
- まれに接触皮膚炎やアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、異常を感じた場合は使用中止を。
使用上のポイント
- 患部を清潔に保ち、使用前後には必ず手を洗う。
- 毛嚢炎やニキビを手でつぶしたり触ったりしない(感染の拡大防止のため)。
- 脱毛後の予防使用の場合でも、使用は必要な範囲・期間に留める。
- 保湿ケアを併用し、肌のバリア機能を維持。
- 長期間または広範囲使用する際は、医師・薬剤師への相談をおすすめ。
まとめ
- ナジフロキサシンローションは、炎症性ニキビや脱毛後の毛嚢炎などに効果的な外用抗菌薬。
- ローションタイプで塗りやすく、清潔な状態での使用が基本。
- 副作用のリスクは低いが、使用状況に応じて適切に調整し、必要があれば専門家へ相談することが重要。
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